あなたのATOKはどれ?
ATOK年表
1979年 7月 ジャストシステム創業
1981年   最初のパソコン用日本語処理システムの開発に着手
1982年 10月 8ビットマイコンの標準OS「CP/M」用日本語処理システム「KTIS」をデータショウで発表
1983年 10月 「KTIS」(「JS-WORD」に搭載)
ATOKの前身−KTIS(ケイティス)誕生。
KTISとはKana-Kanji Transfer Input Systemの頭文字。
先読み単語・熟語変換方式を採用した「JS-WORD」はNECのPC-100にバンドルされた当社開発、ASCII販売のワープロソフト
1984年 5月 「KTIS2」(「JS-WORD Ver.2」に搭載)
文節かな漢字変換システムを採用。
1985年 2月 「ATOK3」(「jX-WORD太郎」に搭載)
初代ATOK−ATOK3誕生。ATOKは「エイトック」と読む
Advanced Technology Of Kana-Kanji transferの頭文字。連文節かな漢字変換システム採用により変換精度が飛躍的に向上した。
1985年 8月 「ATOK4」(「一太郎」に搭載)
MS-DOS上の他ソフトに組み込んで使えるようFEP化。一太郎での日本語入力環境を他ソフトでも実現した。
1986年 5月 「ATOK5」(「一太郎Ver.2」に搭載)
自動変換、複合連文節変換、複合単文節変換、一括変換の4つの変換方式を採用。
1987年 6月 「ATOK6」(「一太郎Ver.3」に搭載)
ATOKのAPI(application program interface)を公開。他社のアプリケーションからもATOKを制御して使用可能に。
1989年 4月 「ATOK7」(「一太郎Ver.4」「一太郎dash」に搭載)
EMS(拡張メモリ)にいち早く対応。環境に応じた辞書(S,M,L)、メモリ消費を押さえたサブセット版プログラムを提供
1992年 1月 ATOK監修委員会発足
ATOK監修委員会設置
辞書編纂から変換候補の順位付け、AI変換用例など、日本語をコンピュータで扱うための様々なテーマを時代を見据えながら議論し、製品に反映していく対目の組織として発足。
ATOK8の語彙の選定・表記、AI用例は、この委員会の議論が反映されている。

監修委員会初代メンバー
紀田順一郎
近藤泰弘
栗岩英雄
矢澤真人
高本條治
1993年 4月 「ATOK8」(「一太郎Ver.5」に搭載)
AI変換機能の搭載により、飛躍的に変換効率が向上した。「第3回日経BP技術賞 情報システム部門賞」を受賞。
1995年 1月 「ATOK9」(「一太郎Ver.6」に搭載)
ローマ字入力時のアルファベットの入力ミスや、カナ入力時の濁点・半濁点などの入力ミスを自動修正する自動入力補正機能「JAC」を搭載。
1996年 9月 「ATOK10」(「一太郎7」に搭載)
慣用句や仮名遣いの誤り、ら抜き表現などを入力変換時にリアルタイムで校正する「JUST MEDDLER」を搭載。
1997年 2月 「ATOK11」(「一太郎8」に搭載)
変換確定した単語の意味情報を元に、現在入力中の話題(分野)を抽出し、話題にあった最適な同音語を使い分ける文脈解析変換を搭載。
1998年 9月 「ATOK12」発売(「一太郎9」に搭載)
日本語変換の基本性能を徹底的に見直し、“SuperATOKエンジン”を新たに開発。
文脈解析をさらに強化させ、文中の「それ」や「これ」のさす意味を理解し、より適切な変換候補の提示を可能とした。
1999年 11月 「ATOK13」発売(「一太郎10」に搭載)
漢字や記号のマウスによる手書き入力が可能な「手書き文字入力」、文脈から判断が難しい同音語の使い分けを変換候補窓に表示する「同音語選択支援」機能を搭載。さらに変換履歴データを参照し、入力する単語を予想してポップアップ提示する「推測変換機能」、指定したファイルやフォルダ、クリップボードから未登録語やAI用例を抽出してユーザー辞書に自動的に学習させる「AI辞書トレーナー」機能等により、変換効率・速度が向上した。
2001年 2月 「ATOK14」発売(「一太郎11」に搭載)
文節区切りの精度アップ、接頭語・接尾語処理の強化、学習による副作用への対応など変換エンジンを強化。
語彙の強化としては、トレンド辞書としてより身近な時事的用語を収録した辞書を搭載。また、人名辞書を追加し、人名の入力支援を行う。
「AI辞書トレーナー」においても強化を行い、メールやWebページを対象とした自動学習が可能になった。
さらにWindows 2000/NTのマルチユーザー環境にも対応し、移動ユーザープロファイルでの利用が可能となった。
2002年 2月 「ATOK15」発売(「一太郎12」に搭載)
多様な日本語表現への対応第一弾として「話し言葉関西モード」を搭載。
慣用表現や専門用語などを収録した省入力データで推測変換を強化し、さらなる入力効率の向上を実現。
候補ウィンドウからドクターマウスの辞書を参照して、単語の意味を確かめる機能を追加し、同音語の使い分けがよりいっそう簡単に。
アプリケーション別に設定を切り替える機能も追加し、入力シーンにあわせたカスタマイズが可能になった。
2003年 2月 「ATOK16」発売(「一太郎13」に搭載)
確定済みの文節に対して同音語の選択誤りを指摘し正しい候補への訂正入力を支援する「フィードバック変換」に対応。
Word/Excelからの単語登録、Outlook Expressのアドレス帳を辞書化、表示中のWebページを学習、Excel関数入力支援ツールなど、Microsoft Officeとの連携機能搭載。
話し言葉だけではなく文語表現への対応も始める。「話し言葉北海道東北モード」「話し言葉九州モード」に対応。 
2004年 2月 「ATOK17」発売(「一太郎2004」に搭載)
体感的な変換精度が向上。使用頻度の高い同音語について共起用例を拡充することで体感的な変換精度の向上をはかる。
主にJIS第三・第四水準漢字を含む人名を中心に登録した辞書を追加を行う。
一太郎、WordなどUnicodeに対応したアプリケーション上での人名入力などがより快適に。
「話し言葉中部北陸モード」に対応。
2005年 2月 「ATOK 2005」発売(「一太郎2005」に搭載)
「訂正学習」機能を搭載。入力ミスを修正した結果を記憶しておき、再び同じ入力ミスをしてしまったとき記憶しておいた修正情報をもとに誤りを修復した候補を提示。入力にかかる時間を大幅短縮できるようになる。
謙譲語と尊敬語の混同を指摘など、文書作成のサポートを強化。
「話し言葉中国四国モード」に対応。
2006年 2月 「ATOK 2006」発売(「一太郎2006」に搭載)
変換エンジンがさらに向上。不自然な文節区切りになることが少なくなる。
今日、昨日、一昨日、明日、明後日まで、日付時刻の入力が可能。 西暦・和暦の相互変換も対応。
また、「推測変換」機能を強化。
入力した読みから推測変換候補が複数表示され、続けて文字を入力すると絞り込みができる「推測候補モード」も搭載。
「話し言葉関東モード」に対応。全国の主な話し言葉に対応。
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