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研究分野はヨーロッパ経済史。
とくに地中海地域を専門とし、関心はビザンツ帝国から
現代のEUの経済情勢までと幅広い。
Macユーザー歴:15年
現在使用の機種:PowerBook G4 |
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90年代からMacとATOKを使っている大月さんは、大学の講義の資料作成やメール送信など、1日10時間以上はPCの前に座る毎日。近ごろ、450ページを超える著作と、皇帝ユスティニアヌスに関する翻訳本を出版。Macでの日本語入力はATOKの他には考えられない!と力説してくださいました。 |
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 初めてATOKをお使いになったときのことを、お聞かせください。 |
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いちばん初めに購入したパソコンがPC98で、ワープロソフトは一太郎を使っていました。そのときに友人に勧められてATOKも一緒に使い始めたのが、きっかけですね。その後、Macを使うようになってからも、ずっとATOKを使っています。 |
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ATOKを使い続けている魅力はどんなところ ですか?
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なんといってもATOKは漢字をよく知っています。こちらのニーズ に応えるだけではなく、言葉の使い方も教えてくれます。これは勉強になりますし、最大の魅力です。
私が使う色々な言葉を学習してくれるので、私の個性がATOKに反映されるんですよね。本当にATOKを作っている人達に対して絶大な敬意を抱いているんです。 |
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ありがとうございます。大月さんは、論文を書かれたり、書籍を出版されたりと、
「文章を書く」ことが多いと思いますが、ATOKはどのような面で活用しましたか? |
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文章を書くときは、書く人のボキャブラリーが土台となるから、本人が知らない言葉は書けませんよね。でもATOKは、私たちよりはるかに多くの知識量をストックしているので、使うことでさまざまな言葉や用法を示してくれます。
この「プロの頭脳」を使わない手はない。どんな分野にせよ、その道のプロフェッショナルを目指す人は、ATOKは必携だと思います。 |
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常に活用されているATOKの機能は何ですか? |
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やはり何といっても辞書機能ですね。ATOKは「日本語のプロ」ですから、辞書としても十分に使えます。私は、書籍の辞書というのは厚ければ厚いほどよい、と大学の新入生によく言っているんです。その膨大な知識を使いこなすことは難しいですが、知りたいことを調べるときに、言葉の説明が適切に、簡潔に出てくる辞書が良い辞書だと思っています。私はそれに近い感覚をATOKに対して持っています。 |
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ATOKの辞書機能を活用されることで、書籍の辞書で検索される時間も大幅に短縮されたのでは? |
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そうですね。ATOKの辞書機能は、言葉の意味がポップアップウインドウで出てきますが、知りたかった言葉以外のものも、つい開いて読んでしまいます。同音でどんな漢字があるのか、どんな意味の違いがあるのか、それぞれ簡潔に説明されているので、読む楽しみもありますね。 |
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これからのATOKにこんな機能があれば、
というものはありますか?
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大方のニーズは満たしてきていると思うので、「みんなに売れる」から「個々のニーズに応える」方向を考えてみてはどうでしょう。電子辞典セットだと、英和・和英辞典が搭載されていますが、私は仕事柄フランス語をつかうことも多いので、標準搭載の辞書を仏和・和仏辞書と、自分自身で選択できるようになるといいですね。 |
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翻訳本も出版される大月さんならではのご意見ですね。
本日はありがとうございました。 |
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