ATOK乗り換え体験記!
今までATOKを使ったことがない方に、実際に使っていただき、その感想をお聞きしました。購入を迷われている方はぜひ参考にしてください。買ったその日から基本的な使い方がわかる操作案内付きです。

ATOK体験ユーザー
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表現探しの日々です
角川類語新辞典との出会い
変換するだけじゃないんですね

表現探しの日々です
ATOK.com: まずはご職業をできるだけ詳しく教えてください。
布川さん(以後、布川): コンピュータゲームの雑誌編集をしています。 また、本誌と同時進行でゲームの攻略本を制作したりしています。
ATOK.com: どんな文章をお作りになるか具体的に教えてください。
布川: コンピュータゲーム関連の文章が多いので、割と専門性の高い文章になります。また、情報誌ということで、読み手に正確に伝達することが第一義です。ただし、読んで楽しい文章が望まれますので、そういう意味では多少砕けた表現も使っています。
ATOK.com: その文章をお作りになるとき、日本語について気にされていることがあったら、教えてください。
布川: 読み手に内容が明快に伝わるような、わかりやすい文章を心がけています。対象としている年齢がやや低めなので(小学校高学年〜中学生前後)、難解な表現を避けることを意識つつ、それぐらいの年齢層の方に面白く読んでもらえるように注意しています。また、長く仕事をしているとどうしても好きな言葉が決まってくるので、同じ内容を違う表現で伝えるよう努力しています。いつでも表現探しで、気に入ったフレーズがあればメモを取っています。
ATOK.com: パソコンを使い始めて何年くらいですか。
布川: 10年くらいです。本格的に使い始めたのは社会人になってからですので、6年になります。
ATOK.com: 初めて使ったPCの機種を覚えていたら教えてください。
布川: すみません、失念しました。
NECのノートパソコンだったと思います。
ATOK.com: 今、ご自分のメインPCの機種を教えてください。
布川: DELLのDimension 8300です。
ATOK.com: 入力ソフトを意識されたことはありますか。
布川: すみません、特に意識したことはありません。
ずっとWindowsに付属しているIMEを使っていました。

角川類語新辞典との出会い
ATOK.com: 書籍の『角川類語新辞典』はいつからお使いですか。
布川: 編集業務に携わるようになってから使い始めました。
かれこれ、4年くらいの付き合いになるかと思います。
ATOK.com: 書籍の『角川類語新辞典』はどのように活用しておりましたか。
布川: 以下のような、二通りの使い方をしています。
ひとつは、文章を少しでもこなれた物にするためです。よくあるパターンが、同じ単語の繰り返しを避けるために、同義や近い言葉でよい言い回しがないかどうか調べるときですね。もしくは、その文章にそぐわない言葉の言い換え、解説するのにもっと適切な言葉が欲しいといったときにも同じように活用します。

もうひとつは、タイトルや見出しを考えるために使っています。書籍のタイトルや特集のタイトルなどは、いかにインパクトのある言葉で読み手の目を引くかといったことも、とても重要な要素になります。そこで、その書籍や特集に適切だと思う単語をいくつかピックアップして、それをもとに辞書をひいてさらにイメージに合うような言葉を探していく、といった活用の仕方をしています。
ATOK.com: 今回は初めてのATOKに加えて、「角川類語新辞典 for ATOK」をお試しいただきましたが、使い心地はいかがでしょうか。 角川類語新辞典 書影
布川: もともと書籍版を愛用していましたので、パソコン上でそれが使えるというのはとても便利ですね。まず、ごく単純に辞書をひく時間が軽減されます。類語辞典の場合、その性質上繰り返し何度もひくということが多く、そのたびに思考が停止してしまったりするなど、この手間が結構馬鹿にできません。ATOKであればそういったストレスなく調べることができるので、ものすごく快適に使えて、早くも手放せなくなってしまいましたよ(笑)

また、気軽に調べ物ができるということは、それだけ多くの単語にふれる機会を持てるという意味でも大きいかもしれません。これまでも、類語辞書をひいた際にはなるべく多くの単語に目を通すようにしてきましたが、同じ作業がこれまで以上に短時間かつ手軽にできるわけで、少しでも言葉の蓄積を増やしておきたい自分にとって、得られる物は非常に大きいのではないかと思っています。

変換するだけじゃないんですね
ATOK.com: それではATOK自身についてお聞かせください。今回お使いになって、感じたことはなんでしょうか。
布川: これまでは思い通りに変換されずイライラすることが多かったのですが、そういった変換時のストレスが格段に減りました。また、仕事柄特殊な用語を使う機会が多いのですが、そうした言葉がスムーズに出てくるので驚きましたね。
ATOK.com: 変換できて感動した言葉はありますか。
布川: いくつか試しましたよ。
  さんごくし→三國志
  といざらす→トイザらス
  ざーど→ZARD
  あいもーど→iモード
  ぽるとがる→葡萄牙
  らもするい→ラモス瑠偉
  とぅーりお→闘莉王
  しばりょうたろう→司馬遼太郎
  あきゅうせいでん→阿Q正伝
  おしゃまんべ→長万部
ATOK.com: お仕事で役に立ちますか。
布川: 結構役立ちますよ。ゲームは、題材によって歴史物もあれば、スポーツ物もあります。ですから、必要な言葉はほんとうに幅広いです。
ATOK.com: ほかに役立つ機能はありますか。
布川: チェックポイントやはり「角川類語新辞典 for ATOK」を使った連想変換でしょうか。今までATOKも含めて、パソコンの機能はただ変換するだけで、しかも思い通りに行かないことが多いから、思考を妨げられた物でした。

ところが連想変換はただ変換するだけでなく、表現を変えることが可能です。
せっかくパソコンで物を書くならそこまでしてもらえるというのは非常に助かります。
ATOK.com: ATOKになったことで、お仕事上、変わったことはありますか。
布川: 変換にとられる時間が減ったぶん、文章を書くスピードかなりあがりました。文章を書くのは普段の仕事の中でも大きなウェイトを占めていますので、おかしな変換ミスでイライラしなくなったことも大きいかもしれませんね(笑)

また、普段から正しい日本語、こなれた日本語を使うよう意識していますが、それがきちんと指摘されたり辞書機能が充実しているので、これまで以上にわかりやすい文章が書けるのではないかと思います。
ATOK.com: ありがとうございました。
布川: ありがとうございました。

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update : 2006.03.30


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