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Inside ATOK 2007『ATOK 2007開発者に聞く』

ATOK製品開発部 - 竹原宗生インタビュー
20世代目となったATOKの強化ポイントを開発者の竹原宗生自身の言葉で語りました。2007年現在の最新のATOKテクノロジーを感じてください。

2007年はATOKにとっても変化の年

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竹原ATOKの動作保証OSに、Windows VistaTMが加わるのをきっかけに、ATOKのUIデザインの見直しを行いました。弊社デザインチームと、コンピュータにおける日本語入力システムとは?という根本となるコンセプトについて検討を重ね、人とコンピュータを結ぶATOKのデザインに必要なものは何かを洗い出していきました。
新しいOSのグラフィックにマッチし、かつシンプルなデザインで、日本語入力に必要な情報をより際だたせることに苦心しました。
実際にあがってきたデザインスケッチは相当な数に上り、最終的にはデザインチーム、開発チームともに納得がいくまで検討を繰り返しました。
WindowsのATOKでは5バージョンぶりの大幅なデザイン変更となりましたが、よりモダンで使いやすいものになっていると思います。

美しい読みやすい、新ユーザーインターフェース!

よく似た言葉を細かくチェック

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竹原「内蔵」と「内臓」のように見た目がよく似ている同音語や、「以外」と「意外」のように印象が似ていて誤って選びやすい同音語を持つ単語を変換したとき、よく似た同音語を提示してユーザーの注意を喚起するとともに、提示した同音語の選択を支援する機能を提供します。
注目文節だけでなく、入力中の変換文字列全体に対して指摘を行うため、より誤確定を行わないよう配慮しています。
特にブラウザでの入力で、テキストエリアの折り返しにより、入力位置から視線が離れた場合でも指摘が行われるため、より質の高い文章作成が可能になります。

よく似た同音語を指摘!

より相応しい変換候補を提示

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竹原従来、変換精度とは、入力後の最初の変換操作で提示される文字列の精度のことを指していました。
しかしながら実際に日本語入力を行う場面では、候補ウィンドウを表示して言葉を選択する操作を避けて通ることはできません。
ATOKでは、ここに着目し、日本語入力全般の操作負荷軽減を目指し、最適候補提示機能を追加しました。
前後の文節に応じて候補ウィンドウに表示される第二候補候補順を動的に切り替えます。これにより、少ない操作で目的の単語を入力できるようになります。

より精度の高い変換候補を表示

日付入力パレット

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竹原ATOK 2006において、最も反響の大きかった機能が日付入力支援機能でした。ATOK 2007でもこの機能を改善してまいりました。
例えば「今日」「日時」などのキーワードから日付を入力する場合、現時点からの相対的な日付入力となりますが、特定の日付を入力するには向いていないため、この点をカバーするために生まれたのが日付入力パレットです。
カレンダーを確認しながら入力したい日付を、形式を選択して入力することができます。

日付入力をよりスムーズに!「日付入力支援」を強化


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update:2007.03.22