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ATOKダイレクト API インストール手順(Mac 2009 向け)

インストーラの利用

作成したプラグインを使用するには、インストーラを使用してプラグインを転送する必要があります。
ここでは、インストールするスクリプトファイル名を「plugin_sample.rb 」、情報ファイルを「plugin_sample.xml 」として、作成手順を示します。

インストーラファイル構成

ATOK ダイレクトプラグインインストーラ.app
インストーラ
LICENSE.TXT
使用許諾テキスト
不要な場合は省略可能です。
SETUPINFO.XML
設定ファイル
[DATA]フォルダ
転送するファイルである、
plugin_sample.rb plugin_sample.xmlを格納するフォルダを記述します。

インストーラを作成するには、

  • フォルダを作成し、転送するファイルを格納
  • 設定ファイル、SETUPINFO.XML の編集

の2つの作業を行う必要があります。

【手順1】[DATA]フォルダを作成し、転送するファイルを格納する。

インストーラに含まれる「ATOK ダイレクトプラグインインストーラ.app 」と同階層に、任 意の名前のフォルダを作成し、その中にインストールするファイルを格納します。
上記例では「DATA 」フォルダを作成し、その中に「plugin_sample.rb 」「plugin_sample.xml 」を格納します。

【手順2】設定ファイル「SETUPINFO.XML」の作成

インストーラは、インストーラモジュールに含まれる「ATOK ダイレクトプラグインインスト ーラ.app 」と同階層にある「SETUPINFO.XML 」を設定ファイルとして認識します。 SETUPINFO.XML には、

  • スクリプトファイルの格納先フォルダ
    ※上の例では「DATA 」フォルダ
  • プラグインのスクリプトファイルとして扱うファイル
    ※上記の例では「plugin_sample.rb 」

を指定します。
設定ファイルの記述については、次項に記載します。

設定ファイルの記述例

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>


<setup_info_list>


<setup_info>
  <data_folder_name>DATA</data_folder_name>
  <plugin_file_name>plugin_sample.rb</plugin_file_name>
  <plugin_enable>true</plugin_enable>
  <only_individual_run>false</only_individual_run>
  <add_position>1</add_position>
</setup_info>


</setup_info_list>

より詳細な環境設定の情報は次の通り。

setup_info_list
root タグ。
setup_info
このタグ内に、インストール情報が記述されます。
data_folder_name
インストールするファイルが含まれるフォルダ名を指定します。ATOK ダイレクトプラグインインストーラ.app と同階層にある必 要があります。
インストーラは、ここで設定したフォルダ以下のファイル、フォルダを転送します。
plugin_file_name
インストールするプラグインのファイル名を指定します。
ATOK ダイレクトが実行された場合、ここで記述したファイル名の処理を呼び出します。
plugin_enable
インストール後の使用可能状態を記述します。
true のとき、インストール後、設定の変更なしに使用可能です。false のとき、プラグインを使用するには、ATOK ダイレクトの環境 設定より選択する必要があります。
only_individual_run
ATOK ダイレクトの検索処理において、「プラグインを指定して検索」の時のみ実行する場合true とします。
false の場合は「すべてのプラグインで検索」「プラグインを指定し て検索」の場合とも有効です。
この設定は、ATOK ダイレクトの環境設定−プラグインの「詳細」より変更可能です。
add_position
環境設定のプラグインリストの追加する位置を指定します。
  • 0のとき、設定されているプラグイン一覧の先頭
  • 1のとき、設定されているプラグイン一覧の終端
に追加します。

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インストール先フォルダ

インストーラで転送したプラグインはATOK ダイレクトプラグイン転送先のフォルダにコ ピーされます。
通常転送先フォルダは、
/ライブラリ/Application Support/JustSystems/ATOK/ATOK Direct/Pluginsになります。
スクリプトファイル名が「plugin_sample.rb 」、情報ファイルが「plugin_sample.xml 」のとき 、上記フォルダにplugin_sample.rb 、plugin_sample.xml が転送されます。
サブフォルダを作成して転送した場合は、
上記「Plugin 」フォルダに指定されたサブフォルダを作成します。


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インストール完了

インストールが完了すると、[ログアウト]ボタンをクリックして、ログアウトします。


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備考

スクリプトプラグインをインストールする際、インストーラでプラグインを選択した時点で、以 下のメッセージが表示されます。 ※本件は制限となります。
「OK 」をクリックし、インストールを継続します。


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Update:2015.02.06