みぢかな日本語

「みぢかな日本語」は、毎回ATOK.comから提供するテーマに対して、皆さんのご意見をいただき、その生の声を紹介する「読者参加型」のコーナーです。どこよりも“新鮮”で“みぢかな”今の日本語がわかります。バラエティ番組の字幕の送り仮名の間違いが気になる、忘年会では気のきいた一言をがつんとかましたい、そんなあなたの声を、ぜひお聞かせください!

●Vol.1
−最近知った!パソコンで知った!−
勘違いの日本語 Part 2

前回は「最近知った! パソコンで知った! ─勘違いの日本語」として、思いこんでいた、違うと思いつつもそのままにしていた、という「日本語の勘違い」を紹介しました。そして、皆さんの勘違いも募集したところ…来ました、来ました! 今回は、その一部をご紹介します。しかも、正解付きだから、役に立つ!

中でも多かったのが、混同しやすい日本語。いざ使うときに、あれ? 正しいのはどっち? と迷うこと、多いですよね。

お使いの日本語入力システムの機能や、学習状態によって変換可能な言葉もございます。

●そんな字を書くとは、知らなかった…

違和感」を「異和感」だと思っていた。変換できないから、わざわざ打ち直して入力していた。

飯盒炊爨(はんごうすいさん)」を「飯盒炊飯(はんごうすいはん)」だと思っていた。
→ちなみに、「炊爨」は「炊飯」と同じ意味

髪は長ーーい友達」というCMをやっていたころ、ちょうど漢字のテストにの字がでたんですけど、正確には長いという字じゃないんですよね。クラスの子のほとんどが間違えて、みんな怒っていたのを覚えています。

「ガキのころ、野球中継で「下位打線」のことを「怪打線」だと思っていた。7、8、9番の打者は、怪しいやつだったり、ひょっとして怪光線を放ったりするのではないかと思っていた。

小さいころ、テレビのニュースの「記者会見」のことを「汽車会見」だと思っていて、汽車の中で会見をしているんだと思っていた。

人事異動」は「人事移動」だと思っていた。だって、人が移動するから。

●そんな読み方だとは、知らなかった…

場末」を「ばまつ」と読むと思っていました。
→正解は「ばすえ」。

頒布」を「りょうふ」だと思っていた。
→正解は「はんぷ

女王を「じょうおう」と入力しても変換されず、「じょおう」と打ってはじめて変換できたときは、ショックだった。

いかにも高級な入れ物に毛筆で「雲丹(うに)」。ずっと「くもたん」というカワイイ名前の高価な食べ物だと思っていた。

こじゃれた店でメニューに「海月のひとりごと」。てっきり「うに」だと思い、それにしては安いと舞い上がって注文したら、「くらげの酢の物」だった。

女性アナウンサーが「旧中山道」を「いちにちじゅうやまみち(1日中山道)」と読んでいたのが忘れられない。ある意味、そんな読み方だとは、知らなかった。

●そんな意味だとは、知らなかった…

脱サラ」は「脱サラ金」だと思っていた。「やっぱり脱サラは大変ですね」なんてテレビで聞いて、サラ金て怖いなと思ってました。

卒業式の定番の歌のワンフレーズ、「我が師の恩」を「和菓子の恩」だと思い続けて、いったいなんの歌か全くわからなかった。

●どっちが正しい?

おざなり」と「なおざり」は、同じ意味だと思っていた。
→「おざなり」は、その場かぎりの間に合わせであること。「おざなりな報告書」などと使う。
「なおざり」は、物事を軽くみて、いい加減にしておくこと。「なおざりなあいさつ」などと使う。
この微妙なちがいを使い分けてこそ、日本語達人。

捲土重来」は「けんどじゅうらい」か「けんどちょうらい」か?
→どちらでもOK。

的(まと)を得(え)た」という使い方は、正しい?
→正しくは「当(とう)を得(え)た」または、「的(まと)を射(い)た」。これは、正しく使われている方が少ないですね。

シュミレーション」と書いてある誤りを頻繁に目にします。正しくは「シミュレーション」。

コミュニケーション」を「コミニュケーション」だと思っていた。だって、そう聞こえるもん…。

●そもそも、ちがう言葉だった!

横たわる」を「横わたる」だと思っていた。だって、横に渡る感じだから…。

子どものころ、「あとずさり」を「あとさずり」だと勘違いしていた。日本語ってうまい表現するなあと思っていた。

●なんで変換できないの?

自転車」のことを、頭では「じてんしゃ」とわかっていても、発音は「じでんしゃ」としている。パソコンにも、つい「じでんしゃ」と入力して、いつも変換できない。

雰囲気」を「ふいんき」だと思っていた。そう発音している人、多いですよね。


 次回は「大活躍!─国語辞典・辞書に迫る─」をお届けします。アンケートで、「意味がわからない言葉に出会ったとき、まず何で調べますか?」との問いに、ダントツ1位だったのが「国語辞典」(46%)。やはり日本語のキホンです。 そこで皆さんは、どんなときに辞書をひきますか? 試合に「のぞむ」は「望む」?「臨む」? ディメンションって、なんのこと? 私はこんなときに頼りにしている!という声です。

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●Vol.1
「─最近知った!パソコンで知った!─勘違いの日本語」Part 2

 



update:2003.12.05